シェーンブルン宮殿大ギャラリー

長さが40メートル以上、幅が10メートルもある大ギャラリーは、宮廷行事に理想的な舞台となりました。この空間は、舞踏会を始め、各種式典、祝宴の間として利用されていました。高い窓と対をなすクリスタルミラー、白銀色の漆喰装飾、天井画が調和して生まれた完全な芸術作品。最も壮麗なロココ調の祝典の間とされています。イタリア人画家グレゴリオ・グリエルミの天井画は、その中央部で、マリア・テレジア統治下における君主制の繁栄を描いた作品。フランツ・シュテファンとマリア・テレジアが中央部に位置し、具象化された君主制の美徳が周囲を取り巻きます。中央部と並び、豊かなオーストリア帝冠領の寓話が描かれています。 

共和制に移行後は、コンサートや各種行事、公式行事の会場として利用されています。1961年には、当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディとソビエト連邦共産党書記長ニキータ・フルシチョフの歴史的な対談が、この部屋で実現しました。

Die große Galerie im Schloss Schönbrunn